香道の世界へようこそ!
九州香と結の会(香道研究会)
香道は、茶道、華道と並ぶ日本三大芸道の一つ。室町時代から続く雅な文化です。
九州香と結の会では、「香の佳さを余すところなく楽しみ、香木の美を深く味わう」ことを目指し、初心者の方にもわかりやすく香道を伝えています。
なぜ、香道?
* 心のリフレッシュ: 香りの持つ癒やしの力を通じて、忙しい日々をリフレッシュできます。
* 日本の伝統文化に触れる: 古くから伝わる雅な文化に触れ、日本の美意識を養えます。
* 自分磨きの機会: 香りを深く学ぶことで、感性を磨き、豊かな心を育みます。
私たちの想い
* 香道の魅力をもっと身近に: 香道は敷居が高いと思われがちですが、私たちは初心者の方にも楽しんでいただけるよう、丁寧な指導を行っています。
* 正統な香道を継承: 古くからの香道の伝統を守りつつ、現代に合った形で香道を伝えていきます。
* 共に成長: 会員さんと共に学び、香道の世界を深めていきたいと考えています。
会員の声
* 「香道を通じて、心のゆとりが生まれました。」
* 「日本の伝統文化に触れることができ、嬉しいです。」
* 「仲間と一緒に学ぶことが楽しく、モチベーションが上がります。」
活動内容
* 月1回のお稽古では
香道の手順を習得し、様々な香りを体験したり、 様々な香りを聞き比べ、香りの違いを学びます。
お問い合わせはこちらから



香道研究会ではどんなことをするの?
香道は茶道や華道とともに日本三大芸道の一つですので、先生が存在しお稽古をしていきます。ただ茶道や華道と比べて、あまり知られていません。この会を通して、香道という文化を知って、香道に関わる人が増えてくれたらと思います。そして、日本人としての教養を身につけてほしいと思います。
香道研究会でできること
* 香りの世界を広げる: 様々な香木を聞き比べ、その繊細な香りの違いを学びます。
* 伝統的な作法を学ぶ: 御家流のお手前を基本とし、香を炷く所作を習得します。
* 心を静かにする時間: 忙しい日常から離れ、香りに集中することで心を落ち着かせます。
研究会の特長
* 複数の香りを聞き分ける組香だけでなく、一つの香りをじっくりと鑑賞する一炷聞を重視しています。
* 少人数制: 2~3名の少人数制で、丁寧な指導を受けられます。
* 厳選された香木: 毎回、質の高い香木を用意し、香りの魅力を最大限に引き出します。
* 伝統と現代の融合: 古典的な作法を基礎にしながらも、現代の生活に合う形で香道を楽しめます。
講座内容
* 入門: 香を炷くための基本的な作法を習得します。
* 初級: 様々な香木の聞き分け、香を炷く作法を深めます。
* 中級: より高度な作法や、香道に関する知識を学びます。
研究会への想い
香道は、単に香りを焚くだけでなく、五感を研ぎ澄ませ、心を静かにする修行でもあります。この研究会では、参加者一人ひとりが香りの世界を深く味わい、日本の伝統文化に触れる喜びを感じていただけるよう、心を込めて指導いたします。
香道を学びたい方へ
これまで会員の条件を厳格に行っておりましたが、令和7年4月より入会資格を緩和し、より多くの方にご参加いただけるよう体制を整えております。下記の資格を満たす方は、ぜひ一度、面談にお越しいただき、研究会について詳しくご説明させていただければ幸いです。
【当研究会について】当研究会は、香道をより気軽に学んでいただけるよう、気楽な雰囲気の中で指導を行っております。香道の流派で学ぶよりも、ご負担を軽減できるよう努めております。
【入会資格】
①香道への熱意: 薫物屋香楽認定香司の方だけでなく、一般の方でも、香道を真摯に学びたいという気持ちをお持ちの方であれば、どなたでもご入会いただけます。
②聞香会への参加: ただし当研究会の聞香体験会(年4回程度)に参加経験のある方でないとお受けできません。聞香会への参加を希望される方は、お気軽にお問い合わせください。
③他の流派との兼ね合い: 現在、他の香道流派で学ばれている方の入会はご遠慮いただいております。過去に学ばれていた方は、お問い合わせの際にご相談ください。
④年齢: 15歳以上の方
⑤受講頻度: 月1回、福岡教室または宮崎教室に通える方
⑥お点前は御家流で御指導致しますが、香木に関しては御家流、志野流の隔てなく学びます
⑦定員になり次第開講します
【入会金・会費について】
香木は高価で貴重なものであるため、ある程度の費用負担をお願いしております。詳しい金額につきましては、お問い合わせの際にご案内いたします。
【ご案内】
当研究会では、香道初心者の方にもわかりやすく、丁寧に指導いたします。香りの世界にご興味のある方は、ぜひ一度、お問い合わせください。
香道を学ぶとは
香道とは五感を研ぎ澄ませ、心静かに香りと向き合う道だと考えています。灰手前や火加減といった基本的な技術を習得し、名香を聞きながら、その奥深い世界に浸る。それが、私にとっての香道です。組香も香道の一つの側面ですが、香道の真髄は、香木の香りに向き合うことにこそあるのではないでしょうか。
例えば、志野流の宗匠が鑑定された香木や名香(六十一種名香、百二十種名香、二百種名香、勅銘香等)は、木所や味が細かく記されています。この記録を頼りに、実際に香を焚いて、その特徴を自分の感覚で確かめる。この検証こそが、香道における学びの醍醐味だと感じます。組香も面白いですが、香木の個性を深く知るためには、聞香(一炷聞)を重視したお稽古を九州香と結の会では大事にしています。その為、お稽古でもかなり上質の香木を使用します。
香道の学びを通して感じる、心の余白の重要性
香道を深めていく中で、私は「心の余白」を持つことの大切さを改めて実感しました。
以前歯科開業医として忙しい日々を送っている時期があり、どうしても目の前のことに追われてしまい、心の余裕がなくなってしまうことがあります。しかし、香道の世界に足を踏み入れると、慌ただしい日々の中でも、香木の繊細な香りに心を傾けるひとときを持つことの大切さを教えてくれます。
静寂な空間で、ただ香りをゆっくりと深呼吸する。その間に、自分自身の内なる声に意識を向けることができるのです。そうすることで、心の奥底に眠っていた自分自身と再会し、新たな気づきを得ることができます。
香道は、単に香りを焚くという行為にとどまらず、自分自身の心を深く見つめ、心の平安を取り戻すための貴重な機会を与えてくれます。忙しい毎日を送る私たちにとって、香道は、心の余白を作り、自分自身と向き合うための大切な指針となるのではないでしょうか。
以前、香道を研鑽されている方の文章で、「心の余白の大切さ」という言葉が深く心に響きました。その言葉通り、香道は私にとって、自分自身を見つめ直し、心の平安を取り戻すための大切な時間となっています。